便利道具研究所アルファ

自身の日記を交えながら、生活を楽にする便利な道具や情報などを配信、記録してます

世界を旅する人達の話

ゲストハウスで出会う人たち

そもそも「ゲストハウス」を知っているか?

 

ホテルでも民宿でも民泊でもない。

 

僕の知る限り、1900年代に世界で「旅行者の宿」として知名度を上げ、

日本に入って来たのは、後の話。

まだ日本ではそれほど存在していなかったが「深夜特急」たる昭和の番組から

ぽつぽつと増えてきたと感じる。

 

「沖縄」というのは日本の中でも特殊な場所で、

今はあまり聞かない「ヒッピー」や「バックパッカー」が世界を回った後、

「価値観が変わってしまった。日本に戻ってもやっていける自信がない。そうだ、沖縄に行こう!」と、こぞって集まって来た時代があった。

 

路上で物売りをしたり、バスキングしたりして、旅の資金を集め、また日本を離れていく人を僕は沢山見てきた。その生活スタイルの中に「ゲストハウス」はあった。

 

 

時代は移り「民泊」たるものが流行った。

 

その前に「Couch Surfing」という家をシェアするサイトもあったが、流行を作り出したのはairbnbだろう。

自分の家を貸し出して収益を得るという形が手軽でHITし、皆こぞって加盟して販売していた。

そんな中、この事業を拡大しようと、複数件賃貸契約を交わし運営する者まで出てきた。その物件の近くに住んでいる人と仲良くなり、清掃を頼めばオーナーは単身 別の地へ移動できる。そしてまた、事業に手を出していく訳だ。

 

これらのサービスは当然日本に入る前に海外でHITしているものだ。

利用者は基本的に海外の人たちだ。

日本人は、こういったシェアの感覚を乗り切れない性質だったと僕は考えている。だからと言って、それが「日本での衰退」の理由ではない。

 

外人の利用者に「モラルの欠けている利用者」が居たりして、問題視されたのは民泊の「近隣トラブル」だった。騒音、ごみ捨てなどが大きくニュースでも取り上げられた。

これらが理由で国が動いたかどうかは定かでは無いが、民泊を運営するにあたり、制限がかけられた。消防設備等を設ける必要が課せられ、つまり、「簡易宿泊業の登録」が必要になったのだ。

これにより、辞退する運営者が増えたのは確かだ。

 

そして、昨今の「コロナウイルス」が発起。

「人間 VS ウイルス」 の戦いが始まって、旅行者が激減。

特に海外勢を顧客としていた形態は幕を下ろしていったのだ。

 

 

旅人の生き方

 

コロナとの闘いは今も続いているが、前よりは落ち着いたと思う。

国交間の制約も緩和して、海外勢も沖縄に戻ってきている。

 

しかし、未だ先述した「ヒッピー」「バックパッカー」は訪れていない様に感じる。

 

今もまだコロナ渦だし、そもそも現代に「ヒッピー」「バックパッカー」というのは向いていないのかもしれない。そもそも、行動力に秀でている彼らは、今の時代ならユーチューバーとして活動している様な気がする。

 

彼らが全て、そうとは言わないが、

彼らの中には家が無いという人がいる。

実家もなければ、賃貸もない。全ての荷物を捨て、カバン一つで世界に出る。

どれだけの期間、行くかもわからないから家を借りてちゃもったいない。

こう書けば、当然の事の様に感じられるが、要点として、彼らの持ち物はカバン一つなのである。

もちろん、一般のカバンでは無く、以下の様な大き目なカバンだ。

 

 

 

 

彼らはカバン一つで世界を回り、世界中のゲストハウスで長期滞在をして、またどこかへ移動する。そんな自由な暮らしをしているのだ。

 

 

 

ビーチで話した女性

先日、朝からビーチで泳いだ。

ゲストハウスから徒歩1分でたどり着く、近所のビーチ。

 

軽く泳いで、砂浜で寝て、

タバコでも吸おうと喫煙所に向かった。

 

喫煙所にはちょっと派手目な女性がいた。

よく見ると、ゲストハウスに1泊だけ泊まっていた人だ。

 

面識があるので軽くお話をする事となる。

 

話を聞くと、今回の旅行は突発的に思い立った様で、

飛行機を衝動的にポチって、沖縄に来たんだと。

連休などではないから、仕事終わりに飛行機に乗ってゲストハウスで一泊。

今日は夕方には帰るとの事だった。

 

なんともフットワークの軽い女性だなぁと思った。

 

仕事をしながら旅行をする形をとっているが、

一般的な旅行とはちょっと違う。

 

こういう衝動にかられて動く人は、行った先で何をしようとか予定も立てないもの。

彼女は「仕事も頑張ってるけど、これからは自由に動く様な事も沢山していきたい」と言っていた。

 

 

 

 

 

 

 

そんな君へのアドバイス

 

これから先、世の中がどうなるかなんて分かりません。

僕の友達で20代未婚でマイホームを購入し、数年後に家が流された人がいます。

 

頑張る事は良いことだ。

 

ただし、何のために頑張っているか。

これから何をしたいか。

それを詰めていく事は忘れずに。

 

「ヒッピー」や「バックパッカー」は自由に生きている分、自分との対話を多くしています。

世の中では終活がどうのとか言ってます。

 

しかし、整えるのが遅いんでないかい。

 

近所のコンビニに買い物に行く。

隣の県の友達に会いにゆく。

好きな人とデートに行く。

東京に旅行に行く。

海外に行く。

近くのレストランにいく。

プロポーズをする。

 

 

 

 

 

身なりを整える事は大切ですが、

それと物を持つ事は別の話。

 

旅行に行っても一緒。

物を持つ事と身なりは別の話。

 

 

ゲストハウスの彼らの話を済ませた後、

もう一つ話すとすれば、世話になったオーナーの事。

 

 

うちのオーナーは海外のゲストハウスを巡りに巡ってフライヤーを配りまくった人。

他県でもゲストハウスを経営し、年間通して沖縄に来ることは殆どない。

 

「来週から1か月くらい行きますね」と連絡があり、

空港に迎えにでると、エントランスから出てきたオーナーは、ほんとに小っちゃなリュック一つとビニール袋。

「一か月いるのに軽装ですねw」と聞くと、

「どこにいってもこんなもんだよ」と驚いた。

 

 

 

パソコンがあれば仕事ができる。

スマホがあれば仕事は探せる。

 

こんなに便利な現代に、何をそんなに荷物を抱える必要がある事か。

 

飽きたから職を変えよう。

それが出来るのに何故、海を渡るのに抵抗があるのか。

 

行きのチケットさえあれば、どこでも仕事があるのに。

 

歳をとって職種は限られるけど、

仕事がないなんて事はない。

それを邪魔する何かがあるなら、

それはきっと仕事に対するエゴでしょう。

 

やりたい仕事に就きたい時代があれば、

仕事を辞めたい時もくる。

 

大好きで結婚した時もあれば、

別れを考える時もくる。

 

そんな当たり前の事を何をそんなに考えるのか。

 

 

どんな時でも自分が自分らしくある為に、

いつでも子供の様なマインドで進んでいく為に

 

荷物を減らしておけば、

きっとあなたの役に立つでしょう。

 

 

 

感じ取っていただければ嬉しいな

 

まとめれば、簡単な話。

荷物を減らそう。

 

 

なのに、こんなに右往左往した長話になりました。

 

僕の中では至るところに感じ取ってほしい事が混じってます。

もっと色々話せばいいんだけど、

こういう話は直接的でない方が感じれる事があったりします。

 

 

何かに悩む人が、

マインドセットする良いきっかけとなっていただけるとよいのですが。

 

ごめんね、日本語が下手なところがありますゆえ、

上手くくみ取っていただけると本望であるw

 

 

 

 

 

 

ぽちっとなw